京都⑤感性を磨ける庭園。
沢山素晴らしい庭園を語りたいところですが、厳選して紹介します。
最終日の早朝、西本願寺、東本願寺とお参りしてから
お楽しみにしていた
「東福寺」
秋の紅葉の素晴らしさは京都随一と言われる東福寺。
ですが、
お正月の早朝は貸切状態。
やっぱり早朝に限りますね。(笑)
東福寺の方丈庭園をご紹介します。
方丈庭園には4つの庭があります。
南庭は一番広い庭で、仙人の住む中国の険しい山々が石で表現されています。
北庭は苔と正方形の石が市松模様で配置されているモダンな雰囲気漂うお庭。模様の散りばめ具合からして、無限の広がりを表現しているように感じました。
白砂と苔と石の調和が美しい東庭は、
別名「北斗七星の庭」と呼ばれています。石の高さがまちまちなのが、星のきらめきを表しているようで心にグッとくるものがありました。
西庭は、サツキの刈込みと葛石(かずらいし)で表現された市松模様の庭。「井田の庭」とも呼ばれ、日本古来から伝えられてきた伝統的な市松模様を庭園に表現するという斬新なデザイン。
東福寺の方丈庭園には、ずば抜けたユニーク・センスを感じました。
是非、落ち着いたシーズンにゆっくり回ってほしいです。
駒田悟史
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