京都④龍安寺の石庭の奥深さ。
観光客が沢山いるのは分かっていましたが、必ず訪れたいのは
「龍安寺」
外国人観光客も沢山いて、その石庭の不思議なバランスに皆引き込まれて、時間が止まってる様な表情が印象的でした。
自分もその一人です。
龍安寺最大の見どころは、なんといっても日本を代表する枯山水の庭園。
枯山水は、石や砂などにより山水の風景を表現する庭園様式。
15個の石を一見無造作に点在させただけのシンプルな庭園に見えますが、
庭をどの角度から眺めても必ず1個の石は他の石に隠れて見えないように作られているのです。
東洋の世界では「15」という数字は完全を表す数字で、どの角度から眺めても必ず1個の石は隠れて見えないように作られている庭はつまり
「不完全」な庭ということになります。
そこには、自分自身を見つめて、常に足りないものを見つめ、今の自分に常に感謝する心を忘れてはならないという思いが込められているそうなんです。
奥深さを感じますよね。
かなり狭い庭園が、個々の想像次第で限りなく広がる庭園にも見えるのです。
自分を見つめ直す時間となり、ちょっとしんみりした気分になってしまいました…。(笑)
駒田悟史
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